うつ病の接し方の基本とポイント
うつ病の家族や恋人や友人への接し方として、参考にして下さい。
●うつ病の家族・恋人・友人・知人への接し方-基本
うつ病の治療には、家族や身近な人々の接し方が非常に重要になってきます。
うつ病患者への接し方として、まず頭に入れておく基本は、
１、内容に関係なく話を良く聞いてあげること
２、叱咤激励など怒るようなことはしないこと
３、共感的な接し方をすること
うつ病を理解したうえで、適切な接し方をしましょう。
●うつ病の家族・恋人・友人・知人への接し方-ポイント
・励まさない
・怒らない
うつ病患者への接し方で最重要とも言うべきことです。
励ましや、叱咤激励の類は、うつ病患者の心の負担になってしまい、
自殺願望を悪化させてしまう原因にもなりますので、禁句です。
・ゆっくり休ませてあげる
接し方とは少し違いますが、うつ病は病気ですので、
仕事や学校や家事など、家族の方が協力し、できる限り休養をとらせてあげます。
・話を聞いてあげる
話を聞いて、気持ちを理解・共感してあげるような接し方をします。
内容が何であれ、親身になって聞いてあげる接し方が重要です。
・重要な決断をさせない
うつ状態になると、退職や離婚や引越しや別れなどの、重要な決断をしたがりますが、
うつ病患者に重要な決断をさせると、後から後悔し、うつが悪化する可能性があります。
｢良くなってから考えようね｣などと言って先送りにするか、
どうしても決断せざるを得ない場合は、家族などが一緒に考え決断をしましょう。
・信号をキャッチし愛情をはっきり伝える
うつ病患者は「私なんていなくなればいい」「死にたい」と考えます。
言動・行動がおかしくなった時点で察知し、愛情を持って生きて欲しいことを伝えます。
ご家族や恋人であれば尚更、恥ずかしがらずに伝えてあげましょう。
▼更に詳しくはコチラ
無気力になってしまった家族や大事な人や知人の為に…
＞＞うつ病への対応・接し方マニュアル
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