うつ病への接し方として、かける言葉が非常に重要になってきます。
うつ病患者への禁句の言葉としては、以前にもお伝えしたように
※参考記事⇒
うつ病患者への接し方-言葉・
励ましの言葉は禁句・
怒るような言葉は禁句など叱咤激励の言葉は、うつ病患者との接し方として、
基本的に禁句であるという事は、常識になりつつあります。
今回は、「どんな言葉をかけるのが良いのか?」について、もう少し詳しく解説していきます。
うつ病患者にかけるべき言葉以前の記事では、最も気をつけて欲しい言葉での接し方として、
自殺願望をとどめさせるような言葉を強く言ってあげるべきだとお伝えしました。
うつ病患者の方は、普段はとても明るく、友達も多いといったような、気さくな方も多く居ます。
うつ病だと聞かされていたとしても、いざ接するとなると
「大丈夫だろう」と、普通に接してしまいがちです。
普通にする、という接し方で構わないのです。
ですが、お友達や、特に恋人・夫婦関係にあるような方は特に、
愛情表現となる言葉を、普段なるべくかけてあげて下さい。
うつ病にかかる方は、他人へ気をつかいすぎる方が多いのは、以前にもお伝えしました。
ゆえに、うつ状態が酷いときには、あまり他人と関わらないようにする方も多いのです。
その、うつの症状が酷いときこそ1人で考え、「自殺願望」という症状へ発展していきます。
うつ病にかかった事や、死にたいとしいう考えしか頭に浮かんでこなく
なってしまうような自殺願望にとりつかれた事が無い方にとって、
この症状は、少し理解しにくいのかも知れません。
「うつ病は甘えだ」という方さえ、たまにいらっしゃいます。
しかし私は、うつ病へ対する知識がまだ乏しかった頃に、
うつ病だった知人の自殺を目の当たりにしています。
普段から「自分は1人ではないのだ」と思えるような言葉を
かけてあげておくことによって、この自殺願望の症状を食い止めることが出来ます。
うつ病患者への接し方として、かけるべき言葉。
「1人ではない」「あなたが必要である」この意味が含まれるような言葉をかけてあげる事が望ましいです。
恋人や夫婦であれば、ストレートに言葉にする接し方が良いでしょう。
同僚や部下であれば、仕事面での必要性を言葉にするような接し方をします。
友人や、プライベートでも付き合いのある同僚などでしたら、
友人として、とても大切に思っているような接し方が望ましいです。
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